舞台芸術研究〜DVDを用いて  
ここは石井が、高等学校の総合的な学習の中で、DVDを用いた舞台芸術研究という講座を開いた記録とそれを発展させた舞台芸術論のページです。  
<舞台芸術研究(授業)の方針>  他も含めた総合全体の大枠
 舞台芸術ですから、オペラやミュージカル、バレエ、オペレッタ、演劇などが浮かびます。演劇はハードルが高いと考え、だいたい
「オペラ、オペレッタ、バレエ、ミュージカル」を用いて次のような大きな方針としました。
(a)なるべく本物を見せる。舞台の魅力や迫力があるもの。
(b)わかりやすいものを選ぶ、二度と舞台はみたくないと思わせないようにしたい。
(c)家族や友達などと気楽に見に行ける(触れやすいもの)機会があまりないもの  
題材選びの過程
 
 以下ジャンル別教材とワークシート、追加のコメントなどが載っています。特に舞台芸術に不慣れな音楽の先生やバレエはよくわからないという方にはあらすじからジャンルのポイント、DVD選びなど、かなり参考となる内容があると思います。
実際の授業よりもページの内容は踏み込んだ部分もあります。
オペラ
バレエ
ミュージカル
オペラの現代的な読み替え演出について
舞台芸術論

 
 取り上げた題材は
2015年<前半>
トスカ(オペラ)
コッペリア、ロミオとジュリエット(バレエ)
ヘンゼルとグレーテル(オペラ)
ウエストサイドストーリー(ミュージカル)
<後半>
カルメン(オペラ)
白鳥の湖(2種類)(バレエ)
春の祭典(バレエ)
雨に唄えば(ミュージカル)
とし
2016年<前半>
カルメン(オペラ)
白鳥の湖(2種類)(バレエ)
ヘンゼルとグレーテル(オペラ)
ウエストサイドストーリー(ミュージカル)
<後半>
トゥーランドット(オペラ)
コッペリア、ロミオとジュリエット(バレエ)
春の祭典(バレエ)
雨に唄えば(ミュージカル)
としました。
 
講座の大枠の説明>他も含めた総合全体の大枠
この講座は、高校3年次の総合的な学習で50分8時間程度を使って、3学年担当の教員が各自のイメージで講座を開き、希望者が集まって受ける授業です。
8回の講座を私は4回ずつにわけて2つの別の内容として展開しました。
希望者ではありますが、第二希望のものもおり、かならずしも意識が高かったり、知識が豊富なわけでもない、普通の高校生が対象でした。

そういう意味で総合的な学習の内容ではあるのですが、通常の音楽の鑑賞教材への参考にもなるかもしれません。各ジャンルごとに石井のこだわりのコメントなどをのせておきました。
 
教材の選定について>
それで、当初は「オペラ、オペレッタ、バレエ、ミュージカル」の違うジャンルをひとつずつ1セットと考えました。

しかし、40分から45分の範囲でハイライトで見せるとして
「画面から字幕を読むのはやや難しい」「アリアをつなげてみても筋がまったくつかめない」など、教材選びは難航しました。

それで、オペレッタ(当初はメリーウィドウやこうもりのイメージ)は断念し、代わりに
バレエ(セリフがなく筋も簡易なものが多い)やわかりやすいオペラを複数取り上げることとしました。

また、ミュージカルでは「劇団四季」や「ディズニーのアニメ」などが、生徒になじみ深いのですが、それは上記の方針(c)と異なるので、ミュージカルは古典的なものをあえてとりあげることとしました。
 
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