沖縄修学旅行の活用について このページは20年3校の高校での沖縄修学旅行で、総合的な学習や学校行事なども含めて活用した実践記録です。何かの参考になればと思い、考え方やデータをアップしました。 私よりも強い思いやご意見もお持ちの教員の方々も多いかと思いますが、あまり思いが強すぎても現実にはうまくいかないこともあります。多くの教員の無理なくできる、生徒も無理なくできるような取り組みを私の経験を参考に考えていただければと思います。最初に↓<はじめに>をみるのが良いかと思います。 教員向け誰がやってもぶれない沖縄指導のためのポイント 沖縄研究(総合やLHRでの展開例) とその他実践的な大量の資料 横断的な展開案 参考文献などへのリンク |
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<はじめに>まず最初はこちらから 修学旅行は「個人旅行とは違う経験などをする場」と考えられます。できるだけ、事前に知識を持って準備をしてから参加させたいものです。 沖縄修学旅行でありがちな事前指導や取組みは、 「平和学習の映画を見せる」 「旅行中に1日程度ガマ見学を入れて南部戦跡をまわる」あとは 「マリン体験と国際通り」という感じかと思います。 このページをご覧いただいている方は、「ありがちから一歩進めたい」と思っているのでしょうから、そういう場合の考えられる取り組みをあげてみますと 一歩進んだ沖縄修学旅行の活用案 ●教科やLHR、総合的な学習で沖縄の理解をする時間を確保する。 ●文化祭などで、沖縄関連の展示をする ●上記の成果を旅行のパンフに反映させる ●事後指導として文集作成 しかし実際の内容にふれる前に沖縄について指導する教員がある程度知識をもっていないと、沖縄研究の内容がぶれてしまいます。ぶれない指導のためには、以下の3点はきちんとおさえたいと思います。また、この点が生徒に理解できれば指導は成功という内容かと思います。それは (1)住民の1/4を犠牲にした「地上戦」があった場所であること (2)琉球として独自の文化をもった独立した国として、日本の一部になったよりも長い歴史をもった場所であること (3)現在でも米軍基地のかなりの部分が沖縄にあること この部分は次のページですこしだけ詳しく考えたいと思います。
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